amiのゲーム感想置き場

ゲームの感想が不定期に述べられます。

メタルスレイダーグローリー/ディレクターズカット

メタルスレイダーグローリー(オリジナル版)はファミコンのゲームで、1991年発売。

ディレクターズカット版はスーパーファミコンニンテンドウパワー)のゲームで、2000年発売。

 

VC版を買って、ディレクターズカット版で3回エンディングを見て、最後にオリジナル版を1回通して遊んだ。

 

VCじゃないと現状やりづらいのかも。VCでも先に買ってないともうやれないけど。そういう意味でまず買ってよかったタイトルだった。

 

可愛い女の子がいっぱい出るし宇宙で巨大なメカが躍動するのは男のロマンって感じだし、オタクならだいたい好きな要素が詰まってるんじゃないかな。

ガンダムなどのロボットアニメを一切ちゃんと見たことない人間(いずれは見たい人間)が言ってるので実際どうかは分かんないけど。

 

 

 

 

〈購入・ゲーム開始の経緯〉

VCの評判がやけに良くて、自分はこの作品タイトルを聞いたことすらなかった。そんなADVがあるなら欲しいなと思って買った。

ADVは特に情報入れずに遊びたいから調べなかったけど、ディレクターズカットの文言が気になるから一応オリジナルも買っとくかという感じ(オリジナル版も高評価だったし)。

 

夏の思い出を作りたいし、やっぱ夏のうちに1個はアドベンチャーゲームやりたいよなぁと思って、まだいくつもストックのあるVCのADVから一番気になるこの作品をチョイスした。

 

あと、この作品は題名が強いと思う。メタルもスレイダーもグローリーもちっちゃい頃から一生好きなワードだと思う。それが連なってメタルスレイダーグローリーなんて言われたら気になっちゃう。

 

 

〈ネタバレなし概要とちょっとした感想〉

人類が既に宇宙でも定住している世界でのSFアドベンチャーゲーム

 

主人公(日向 忠)とヒロイン(エレナ ファーファ)のカップルがある日買った作業用ロボットに乗ってみると、どうやらただの作業用ロボットではないらしく、「創造主をさがせ 地球は危機に瀕している」とメッセージを伝えられる。

 

これは8年前の戦争で使われた戦闘用ロボットの「メタルスレイダー」だった。宇宙の「居住区」で回収されたものらしい。

メッセージの謎を解くカギとなる情報を探しに、忠の妹・あずさも連れて宇宙へ行く。

 

こんな感じのあらすじ。

 

 

 

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最初VCの説明書読んだ時は、「こ…この時代にパスワード制!?」とびっくりしちゃったけど、ふっかつのじゅもん的な意味不明な文字列じゃなくて、短くて意味のある(次の目的を示す)言葉だからチャプター選択みたいなもんかと納得した。

 

 

女の子がかわいい。

絵柄に時代は当然感じるけど、個人的にその時代の味ってことで納得するタイプ。

今現在の流行りの絵柄だって20年すれば古臭くなるんだからそういうの野暮だよねって思う、ということで絵柄がどうのっていう話はこのブログで今後出ません。(別に2000年当時でも古かったよみたいな意見もあるかもしれないですけど、私は「味」だと考えています。古いも新しいも合う合わないも「味」です。便利な言葉です)

 

 

グラフィックが良い。

メカは格好いいし、スペースシャトルの離陸シーンとかも力入ってる。

キャラの表情がコロコロ変わる感じが楽しい。

オリジナル版は特に「ファミコンでこれ!?」ってなると思う。

 

 

メッセージスピードは結構遅い、早送りもできない所が結構あったりしてテンポは良くない。

 

伏線みたいなの入れようとした断片は残ってるけど容量でできなかったのか、回収はそんなに無いという印象。

その辺はゲーム以外の別のメディア展開もされてる作品だしそちらに期待した方がいいかも。

 

 

FCのオリジナル版で既に相当完成されてた。流石にディレクターズカット版の方が多少遊びやすくなってるけど。

オリジナル版とディレクターズカット版の1番の違いは音楽。オリジナル版の最後の方の戦闘BGMとかかなり好きだった。

 

オリジナル版やってた人は音楽が違うのがちょっと…みたいなのあるみたいだけど、別にディレクターズカット版の音楽でも割と落ち着いた感じで悪くないと思う。ただ最後の戦闘はオリジナル版が格好良すぎたなという感じ。

 

 

 

 

以下、ネタバレ有り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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〈ネタバレ有り感想等〉

…の前に、

〈前置き〉をば。

 

 

ディレクターズカット版で3回エンディングを見たあと、オリジナル版も一周通して遊んだ。

 

 

 

1周目と2周目で結構感想が変わった。1周目やるだけでやめなくて本当に良かったと思った。

というのも、1周目ではこのゲームにおける最高のシーンに行かなかったから。初見はバッドエンドとかを期待して逆張りで選択肢を選んでたらそのシーンが飛ばされた。

もしこれを見て遊ぶ人がいたとすれば、初見でも選択肢は素直に選ぶのがオススメ。

 

 

前置きでは1周目時点の感想を述べる。

次の項でディレクターズカット版3回、オリジナル版1回のプレイ全体を振り返っての冷静な感想を述べた後に、さっきから言ってる「最高のシーン」について感情を垂れ流しながら書いていく。

 

 

【最高のシーンを見れなかったディレクターズカット1周目時点の感想】

 

評判良い理由はある程度分かるけど、今ちゃんと評価するのって難しいなという印象。ドット絵のグラフィックやアニメーションは抜群なんだけど、それって当時から10年20年で一番進化しちゃってる部分だし。

あと、その他のシステムがグラフィックのクオリティに追いつけなかった感じはあるかなー。

かなりプレミアついてるみたいだから、VCでこのゲームを遊べたということで既に貴重な経験をさせてもらったのかも。

エンディングまでやって振り返るのと、現在進行形で遊んでる時の気持ちって全然違うから、緊張感とワクワクをもって初見で遊ぶには凄く良い作品だったと思う。

緊張感とワクワクから解放されてシナリオを振り返ると疑問点が結構残ったかな。

色々資料集みたいなの出てるみたいだけど、ゲームの中でそれは結局あんま見えてこない。気になる人はゲームの他に展開されてるメディアを見る感じかな。

 

 

 

(1周目の感想の補足)

1周目のエンディング見て振り返った時点ではもっとこの世界の設定について情報があったらな…疑問が浮かぶだけで何も分からん……と思ってた。特に03区探索はエレナと二人だと何か叩いて(調べて)も二人とも宇宙の居住区に詳しくないから疑問が残るばかりだった。

2周目以降やったけど、キャティを連れてけばだいぶ色々情報増えて面白かった(更にエンカイも連れていけるけどエンカイから新しい情報はあんまなかったかな、キャティのセリフが割り振られてるみたい)。でもまだまだ気になるところは沢山あるという感じ。

 

 

 

〈ネタバレ有り感想等〉

 

 

冷静な感想

まずは個人的な話だけどプレイングに反省点があった。

周回する気は満々だったけど、なるべく初見で沢山バッドエンド拾おうとする癖が自分にある。でもこのゲームはそんなにバッドエンドが無かった(基本死んで終わるだけ)。

 

よく考えると、「サウンドノベル」登場以前のアドベンチャーゲームを全然やったことないことに気づいた。

あんまバッドエンドとかマルチエンディングみたいなの期待しちゃいけなかった気もする。今後VCでレトロなアドベンチャーゲームやる時は気をつける。

 

 

戦闘では容赦なくバッドエンドあるけど、普段の捜査は総当たりでもいいしほぼ答えみたいなヒント出してくれるしアドベンチャーゲームとして滅茶苦茶易しいゲームだと思う。

「犯人当て」的なパートのあたりとか、エレナは漢字が読めないみたいな伏線っぽい情報が出たりしてたのを考えると、もっと難しくすることも考えたけどやめたみたいな経緯ありそうだと思った。

 

03区の戦闘も即死が多いだけで別に難しくないし、メタルスレイダーで戦うのもシビアな感じは全くない。オリジナル版でもわりと楽勝なのに、ディレクターズカット版では更に易化してて、接近戦はわざと待たないと出来ないくらいだった。

最後の最後のシーンもフライング判定ないからA連打で済む。(初見で連打はしづらいとは思うけど)

 

 

ダンジョン探索的なパートは結構めんどかった。やってる間は比較的緊張感あって良いんだけど。

 

ディレクターズカット版だと基本早送りボタン長押ししてればテキストが自動でスクロールされるんだけど、「叩く」(実質「調べる」のコマンド)をする時に早送りをしてると行動キャンセルされるのが分かりづらくて、「ここはもう叩いたという判定でもう見れないのかな」みたいな勘違いしちゃって無駄に長時間探索しちゃった。

早送りボタンとキャンセルボタンが一緒なのは結構罠だと思う。

 

オリジナル版では長押しでも自動でスクロールされないから、この点ではオリジナル版の方がストレス少なかったかも。

ディレクターズカット版みたいな露骨なヒントが無い分答え知らないと難しいのかもしれないけど、やっぱ基本の総当たりをしてれば見つかるし、叩いて意味ある所と意味ない所の判断もやってるうちに出来るようになると思う。

 

 

 

んで、3回エンディング見たあとファミコンのオリジナル版をはじめから遊んだ。

ここは少し比較の話になっちゃうけど…、

 

1991年のオリジナル版の時点で既に相当完成されてる印象。

2000年のディレクターズカット版の方がそりゃ綺麗にはなってるんだけど(詳しくないけど、SFCになって使えるパレットが増えた分鮮やかにはなってるって感じかな)、傑出度で言えばオリジナル版が抜けてるのかなと思う。

 

もう「やるドラ」とか出てた頃だし、ドット絵の素晴らしさはあるにせよゲームのグラフィックが9年で凄まじい向上をしてしまったから、ディレクターズカット版のインパクトは相対的に薄まってしまうのかも。

 

とにかく、オリジナル版で既に相当完成されてた。ディレクターズカット版で良化したのは早送りの多少の改善とグラフィックが一応より鮮やかで綺麗になってるのと、微妙な選択肢やその反応の増加と最後の戦闘のパートナー選びくらいか。

正直ディレクターズカット版でもっと遊びやすくなってれば良かったなと思った。2000年のゲームだともうちょい遊びやすくあってほしかったかも。(なるべく原作のまま移植したいというのも希少価値的に分かるけど)

 

 

あー、あと、良し悪しだけどテキストの緊張感が薄い。本当に切羽詰まった状況以外はわりと軽口が飛んでくる。表情の動きとかが楽しいゲームだから感情表現豊かになる軽めのテイストが合うんだと思うから良いんだけど。

 

 

ゲンは確実に何か知ってるんだけど、ゲーム内では最初以外出てこないし、「何か知ってるはず」止まりになってる。

なぜGLORYだけ特別なのかってのも確実に設定あるはずだけどイマイチ伝わらなかった。正忠とヴィヴァーチェが仲いいってだけのわけないんだけど…。

 

 

こんな感じで気になる所色々あるし、エレナが漢字読めないくだりもゲーム内で一応回収された風だけど絶対他の回収の方法が想定されてたと思うし、ここら辺が気になる人はゲーム以外のメディアでどうぞという形なんだと思う。

 

個人的にはゲーム内である程度カタがついててほしいけど、FCの容量だとそういうのは酷なのかもしれない。

 

 

 

 

このゲーム、エンディングは一つだし基本は一直線なんだけど、ダンジョン探索パート的なところで連れてける仲間によって3ルートに分岐する。

 

http://gamehyoron.com/kouryaku/metasla/metasla.htm

 

このサイトが役立ちました。

 

詳しめのサイトは元から無いか消えたりしたかで、とにかく無いから自分でも2周目最初から色々選択肢を確認しながらやったけど、エンカイも連れていけるのは分からなかったのでありがたかった。

アドベンチャーゲームで初見なら絶対自力でやった方が良いと思うし、簡単なゲームなのでクリアするには必要もないと思うけど、色々網羅したいとなると先人の知恵に頼ってしまう。

 

 

①エレナだけのルート…一番何もわからないルート

キャティとエレナのルート…周辺の情報が入ったりするルート

キャティとエンカイとエレナのルート…情報量は②と大差ないけどRTA向きルート

 

 

1周目では①のルートを通ってしまったことで「叩く」をしても満足に情報が得られなかったりしたけど、②,③なら本筋に関わらないながらも世界観に関わる説明を色々聞けて、だいぶ印象が変わった。

 

 

冷静に感想を述べるとこんな感じだけど、②,③のルート分岐のタイミングでこのゲームの最高のシーンにたどり着く。次からそれについてめっちゃ早口で喋る。

 

 

 

 

 

 

最高のシーン・キャティの「説得」シーンについて

 

ネタバレになり過ぎるからボカすけど、ある理由で03区居住区に行くことになる。危険が伴うからキャティに協力を要請したいが、キャティにもやるべきことがある。そこでどうにか説得して同行してもらおうとするみたいな流れで「説得」が始まる。

 

 

とりあえず(ディレクターズカット版での)システムの説明から。

 

説得の手段が

① はなす-6,7通り

②ぶつ

③ 触る-2〜6通り

④引っ張る

⑤ 見つめる

(⑥ 抱く)

 

とある。「はなす」は頼み込む・褒める・おどす・取引する・泣き落とす・おだてる・(ぶつやおどすをした後出る)謝るの7択。更に褒めるには目・髪・スタイルの3択がある。

 

「ぶつ」は頬へのビンタ。

「触る」は最初肩か手から選ぶが、徐々に髪→腕→背中→腰とエスカレートできる。髪を触った後に「抱く」の選択肢も出る。

 

あとの選択肢は文字通り。

 

 

キャティの説得シーンで、オリジナル版は「抱く」と腰を触るのがなかったり、肩か手を触れば髪も腕も背中もいきなり触れるという点で違う(他のところに違いは無いはず)。

 

抱くとか腰を触るとかをしたいか、手からいきなり背中にいく感じを味わいたいかというのがあるから、ディレクターズカット版が純粋進化とは必ずしも言えないと思う。まあお好みで(私はどっちも好きです)。

 

 

 

 

とにかくこの「説得」シーンが好きすぎた。1周目ではここに行けなかったけど2周目に選択肢変えるとこんなことが待ってるなんて思わなかった。

 

「説得」を色々試すのが楽しくて、このシーンだけを1時間以上遊んだ。オリジナル版でも微妙に違うとこあったから結局また1時間くらい楽しんだ。この記事を書くのに両バージョンで更に合計3時間くらい「説得」した。

 

この経験からして、多分2つのパラメータがあるんだと思う。自分の中では好感度と照れ度と命名してる。

 

好感度はだいたいの選択肢で上がるんだけど、ぶつ・おどす・引っ張るならどんな状況でも下がる。左から順に下げ幅が大きいんだと思う。好感度が最低になるとキャティを説得できずゲームオーバーになる。

おどすはぶつの1/2くらい下がるのかな。引っ張るはぶつの1/6くらい下がる。好感度が高くない状態で「抱く」などの強烈なスキンシップをやったりしても下がる。

 

好感度がMAXに近いくらい高い状態から、引っ張るで好感度が高い状態のままキャティの可愛い反応が見れたりする。「そんなに引っ張らなくても、私…」なんて言われたらもっと引っ張りたくなるしそうしてるうちに好感度が下がっていくけどそれも楽しい。

 

好感度が低い状態では、一番に謝ることが効果大。あとは目を褒めたり、ひたすら見つめ続けると良化する。見つめてるうちに好感度が戻っていく感じがとっても可愛い。

 

照れ度としたものは、キャティに肉感的に迫っていくと上がる。すなわち、キャティと恋人同士のようにイチャイチャしてると、キャティが完全に忠に惚れちゃってキャティだけが付いてくることになる。

 

エンカイも連れていきたいと思った時はこのパラメータの存在も意識しないといけない。キャティがわりと簡単に堕ちちゃうから、エンカイも連れてくのは意外にも難しかった(どうしてもスキンシップとりたいという気持ちが出ちゃうし)。

 

好感度が高く上がる選択肢はおおむね照れ度も上げる。エンカイも連れたい場合は目や髪を褒めたり見つめたりする以外は「はなす」で好感度を上げにいくと良いのかも。

 

また、ぶったり脅したりして「謝る」の選択肢を出しておくのも有効かも。一回出せばいつでも何度でも謝れる。好感度はわりと上がるし照れ度は下がってそうだから多分効果的。

 

システム解説はこんなとこかな。

 

 

 

キャティの現在の好感度・照れ度次第で選択肢への反応が違うし、それぞれの状態での反応も複数パターンあるから、色々探すのがとても楽しかった。

 

「さわる」だけで照れ度MAXにしたり。もっと限定して手を触り続けるだけでキャティが堕ちたり。エレナが妬くような行動を全てやって照れ度MAXにしたり。ただひたすらに見つめるだけで照れ度MAXにしたり。照れ度ほぼMAXから引っ張ったりスタイル褒めたり。

 

初手ビンタしてから好きにさせたり。好感度MAX近くまで行ったところからビンタして驚かせたり、脅して困らせたり軽蔑されたり。またはアウトになるまでひたすら引っ張り続けて好感度の変化による反応の変わりようを楽しんだり。

 

好感度が高い状態でもぶったり脅したりすると幻滅されたり怒られたりしがちけど、上手く好感度調整をやって、「どうして…」みたいにうろたえさせたり。「それが見たくてビンタしてたんだ、ごめんね…。でも可愛いよ…。」と頭の中で呟いてみたり。

 

 

嫌われた状態からスタイルを褒めて失望されたり、おだてたりして睨まれたり。あるいは背中とか腰とか触ったり抱いたりして嫌がってるのに感じさせて反抗的な態度取られたり。

 

 

 

ここからは少し攻略情報を入れる。

 

オリジナル版もディレクターズカット版も、クリアした後ちょこっとやり直して、VC版特有の「どこでもセーブ」を使っていつでもキャティを「説得」できる状態にした。

 

ゲームパッド内でキャティを飼ってる気分。いつでも「説得」できるという事実がまた私を興奮させる。

 

 

ところが、ここまで書いてキャティを愛でてるうちに問題が発生したことに気づいた。エンカイも同行するルートに行けなくなってた。

これがどういうことなのか良くわからなくて記事が上がるのが遅くなった。

 

端的に言えば、「説得」に入る前の選択肢で既に分岐があるみたいだった。

 

2,3時間キャティを「説得」してもダメだったからちょっと情報を探したら、オリジナル版にある裏技の情報を入手した。ゲームの面白味を損ないかねないので詳しくは書かないけど、VC版でもできた。

 

それによって、説得にたどり着く前のルート選びの時点で分岐してるんじゃという可能性に気づいた。

たぶん、捜索願を出してるか出してないかで一度分岐してて、出してるとエンカイを連れていけるルートが残って、出してないとキャティしか連れていけないということなんだと思う。

 

細かい選択肢を通るか通らないかでまた変わってくるのかは検証してないからわからないけど、捜索願がフラグになってるはず。

キャティの「説得」ルートにたどり着くだけなら捜索願出さずに行った方が早いからそうしちゃったけど、それだとエンカイも付いてくるルートに行けなくなるという事だったと思われる。

 

 

 

キャティの「説得」多分最短ルート

見つめる→手を触る→髪を触る→抱く→抱く→抱くの6手。

 

ディレクターズカット版限定だけど、これで好感度が下がりすぎず照れ度MAXにしてキャティを最短で堕とせる…はず。

 

誠実に「はなす」をやってれば7手くらいでエンカイルートもいける。

 

 

 

 

ここからは「説得」シーンの魅力について。

 

 

似たようなシチュエーションで遊べるのはエロゲによくあると思うけど、エロゲ全然やったことないから、個人的に「説得」シーンは凄く刺激的だった。

 

エロゲで刺激に慣れてる人たちにはこの意見に同意してもらえない気もするけど、エロなしでこういうのできるのがいっちゃんエロいと思いませんか?フィニッシュを迎えられない感じとか、一線越えきれない感じとかめっちゃえっち。

 

あと、「説得」というシチュエーションね。これがマジで抜群。やらないから分からんけどエロゲとかだと普通は拷問とか調教みたいになると思うし、イチャイチャ系(?)でもベッドシーンへ繋がっていくものだと思う。実際どうなんでしょうか。

 

でもこれはあくまで「説得」。03区が危険だから付いてきてほしいという「お願い」をしてるだけ。なのに感じさせられたりビンタされたりといった仕打ちを受けるキャティの胸中を考えるとめちゃくちゃ興奮する。「健全なマッサージのはずなのに…」って感じのやつだよね。これはどんなに刺激に慣れた人でも良いシチュだって言ってくれると思う。

 

 

個人的に可愛い女の子が睨んだり怯えたり怒ったり悲しんだりするとめちゃくちゃ愛おしく感じる。もちろん惚れられても一向に構わんけど…さ(鼻を人差し指で擦りながら)。

 


リアルじゃ出来ないような仕打ちが出来ると興奮しちゃう。よくないことかもしれないけど。

リアルすぎるとビンタで頬が赤くなったりして、そういうのが痛々しく感じられて個人的にはあんまりなんだけど、そこまでリアルじゃないから楽しんでキャティをいたぶったりしながら愛でることができる。

「かわいそうでかわいいねぇ」なんて頭の中でつぶやきながら目の潤んだキャティを眺めるのが幸せ。

 

 

 

女の子のグラフィックに力入ってるから、これ全員分出来たら良いのにと思った。妹のあずさだけは「ぶつ」とか気が引けるからアレだけど、他の女の子全員「説得」したい。いよいよエロゲやれって話かもしれないけど、「説得」がしたいんだ。

 

このゲームではキャティにしか出来ないしキャティが基本受け身でいてくれるから沢山戯れちゃって、完全にキャティにときめいちゃった。

 

このトキメキはいつ以来だろ…と思って、今までやったゲームを思い返してた。

 

恋愛シミュレーション的なの5年以上?やってないしな…と思ったけど、去年遊んだ「はじまりの森」の【あの子】(約束は守るのだ)とか思い出した。

 

あと伝わりづらそうだけど、去年遊んだ「晦」の中に出てくるヒナキちゃん(和子の話で特に中沢くんと絡むルート)とかにもトキメキを覚えた。キャティはちょうどそれ以来のトキメキだったかな。

 

 

 

 

あ、あとディレクターズカット版はエンディングでイラストが追加されてる。キャティの乳房の突先の気配を感じたい人は是非ディレクターズカット版を。

 

 

 

これを書きながらの作業用BGMは「誰より好きなのに」でした。

ちょっとシチュエーションは違うけど、キャティをぶったりするのは誰より好きだからこそだと思ったので。

 

自分のiTunesに入ってるのでそれで聞いてましたが、YouTubeにMVが上がってたので聞いたことない人は是非。

良い曲です。

 

 

youtu.be

 

 

 

 

 

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〈おわりに〉

 

さて、このゲームには沢山の女の子が出てきますが、皆さんの好きな女の子は誰でしたか?

 

見た目で言えば、私は

1位 ルナ

2位 キャティ

3位 やよい

 

って感じでした。ルナちゃんともっと色々したかった。

キャティは「説得」シーンで殿堂入りしちゃったけど、そもそも見た目も好みだった。

やよいは「萌え」が凝縮された感じが好み。

 

 

エレナは聖域かな。エレナが裏切らないでずっと好きでいてくれるおかげでこっちが色々な女の子にちょっかいを出せるわけだし。

 

(今こんな風に言うのはアレかもしれないですが、きっと当時のエンタメのサービス精神から来てるものですからそのサービスを存分に享受したいものです。現実と混同だけはしないように。)

 

 

この時代のアドベンチャーゲームにそういえば触れてこなかったと意識させてもらえたのは個人的にありがたかった。

 

キャティの「説得」シーンを見れるかどうかで全然このゲームの印象違ってたから、やっぱ隅々まで遊ばなきゃなと思ったりもした。

 

 

肌感覚で言ってるわけじゃないのでアレですけど、オリジナル版は特にグラフィック面で傑出してると思います。なかなか遊ぶ機会を得るのも現状難しそうですが、その機会が増えたりするのも期待しつつ、今やれる人は是非やってみてください。

キャティの「説得」をせずにやめちゃった人もぜひ。

 

 

 

――

 

告知。

これからやるゲームが結構重ためだと思われます。多分記事にすると思うんですけどゲームを遊ぶだけで1ヶ月以上かかりそうな気がします。

全く事前に情報入れてないので確定ではないですけど。

 

このままだと8月に更新が出来ないので、去年Twitter(X)で書いてた「晦」の感想でもまとめて8月中のどっかで上げようかなとか考えてます。

はじまりの森」やりながら日記も書いてました。8月にはピッタリの内容だし、それもまとめて上げようと思います。

 

(追記:順番を変えて、先に「はじまりの森」の記事を8/11の6時に上げます。「晦」の記事は8/21の6時に上がります。)

 

 

あ、「千年家族」の(実質)2周目も無事なら8月中に終わるし、千年家族の記事に追記することもあるかも……。

 

 

では。