amiのゲーム感想置き場

ゲームの感想が不定期に述べられます。

キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲

かなり早い更新になってしまいました。

 

 

メトロイドをやってからずっとやりたかったゲーム。

今回もVC版で遊んだ。

 

 

 

〈購入・ゲーム開始の経緯〉

 

悪魔城ドラキュラシリーズについては作品名を知ってるくらい。あとシモン・ベルモンドという名前だけ知ってる。

 

名作と名高いし1とかはいつでも出来るんじゃないかというイメージがあったので、VCで買っておかないと難しい(と何も調べずに勝手に予想した)GBAのやつを買ってみた。

バージョン違いはポケモンの感じなのかなと勝手に思って暁月の方にした(そんなことはなかった)。

 

でも、クリア後に調べたら2021年にこの辺のシリーズがまとまった奴が出てた。私が情報入れたくなさすぎるタイプだから、こういう事もある。若干後悔の念はあるけど仕方ない。

皆さんはそちらで買うのをオススメします。

 

www.konami.com

 

 

結構シリーズの他の作品と比べて毛色が違うらしいのはメトロイドを調べた時ついでにちょっと調べて知った。

メトロイドがかなり楽しかったのでこれも楽しそうと思って始めた。

 

 

 

 

〈ネタバレなし概要とちょっとした感想〉

 

2003年発売のゲームボーイアドバンスのアクションゲーム。

 

 

2035年日本。この日は皆既日食で人々が色めきだっていた。

 

18歳の高校生、来須蒼真(主人公)の住む町には白馬神社という神社がある。日本神話と関係の深い神社らしい。

その神社の一人娘、白馬弥那とは幼馴染で同級生でもある。

 

蒼真は弥那と天体イベントを楽しむため、神社に向かっていた。

いつもと異なる雰囲気を感じながら鳥居をくぐり抜けたとき、蒼真の意識は急速に薄れていった…。

 

気が付いたら、見知らぬ城が目の前にあった。

 

 

といった感じのあらすじ。説明書参照。

 

 

ドラキュラ城の玉座を目指しながら敵を倒していくゲーム。

武器防具だけでなく、ソウルを装備して使うのが特徴的なシステム。ソウルは敵がドロップしたり城のどこかに置かれていたりする。

 

ソウルは4種類に分類され、それぞれ単発攻撃・持続魔法・装備するだけで効果を発揮するもの・アクション技といった感じ。

 

 

ドラキュラと日本神話が絡み合う感じは面白い。ごった煮という意味での「女神転生」感がある。

 

各キャラクターにボイスついてるのに驚いた。フルボイスじゃないこの感じ、PS2とかのゲームを思い出す。

アクションゲームを予想してたけど、アクションRPGの要素が強い印象。

 

メトロイドでこういうアクションの楽しさを知ったから、このゲームもわくわくしながら遊べた。

シーケンスブレイクも可能。

 

BGMも良い。ゲーム始めて操作可能になってすぐ聞ける荒城回廊が特に好き。

 

マルチエンディングっぽい情報が説明書に載ってた。こういうの嬉しい。

やり込み要素も多くて色々な遊びができるのもポイント。

 

 

以下、ネタバレ有り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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〈ネタバレ有り感想等〉

 

 

 

 

1周目の感想

 

まずはキャラの話。

 

説明書読んでキャラデザは好みだなと思ったんだけど、ゲーム始めてすぐの印象としては蒼真の見た目と性格(口調)があんま合ってないと思った。

ちょっと進めても、「あの感じで人を信じやすいのは嘘だろ!?」ってなる。

 

 

弥那については特に1周目の中盤くらいまでほったらかしにしてたから、蒼真の信じることを信じるなんて頼りに出来ないな…なんて思ってた(これは後に変わる)。

 

グラハムは最初から敵にしか見えないし有角は名前の時点で怪しすぎるし、Jはまず記憶を取り戻さない事には何も始まらない感じ。

というわけでヨーコだけを頼りにしてたんだけど、そのヨーコが負傷離脱したのはショックだった。

 

結局このゲームでヨーコの活躍の機会が無かったのは意外だった。ハッキリ言ってしまえばヨーコ無しで成立してしまう。続編があるみたいだからそっちで活躍してくれるのかな。

 

グラハムは節々ににじみ出る小物感が凄くて良いキャラだと思った。

有角はシリーズおなじみのキャラだったらしく、良いひとだった。ずっと信用してなくてごめんなさいという感じ。

 

Jは姓がベルモンドだと分かって、このシリーズではベルモンドが所謂ヴァンパイアハンターなのだと理解した。

粋なキャラだった。

 

ハマーさん結構好き。「やってられないのでやらない事にした」みたいなセリフが好き。

 

蒼真の口調は英語版なら気にならないのかな。日本語でも後半は違和感なかったけど。

 

 

 

次はゲーム部分についての話。

 

アクションゲームとしては割と初心者でも楽しめる丁度いい難易度だと思った。

個人的にはこのゲームがシリーズ入門になって良かったと思う。

 

しにがみやバロール、その後のボスは何回か負けた後に勝てたし、簡単過ぎない良い感じの難しさだった。ラスボスは1回で勝ててしまって驚いたけど。

上級者はアイテム禁止縛りくらいが良さげなのかなと思った。ラスボスを一発で突破したのはアイテム使い切っても良いやと思ったからってのもあるので。

 

 

スーパーメトロイドでは初見で意図せずシーケンスブレイクして、ハイジャンプなしでクレイドと戦うことになったけど、今回も初見でシーケンスブレイクできた。

 

ウンディーネなしで二段ジャンプを駆使して忘却の庭園に入れた。

ギリギリ行けるんじゃないかと思って水面をバシャバシャやってたらなんか足場に乗れてた。

 

シーケンスブレイクの結果、舞踏館と幻夢宮を飛ばして時計塔に入って流石にレベルが足りずに苦戦した。

しにがみ戦で何度か挑むうちに順路に戻ってレベル上げした方が良さげだなと思って正規?のルートに戻った。

 

 

ダッシュは欲しいなと思いながらずっとやってた。

実質ダッシュであるブラックパンサーのソウルは終盤になってようやく手に入るから、1周目では全然使わなかった。

 

2周目でだいぶお世話になったけど、もっと早く欲しかったというのはある。

 

 

1周目はマップを約94%埋めた。

普通に最上階を進んでたら割とゲームが終わりそうだったから、頂点に着く直前で各地のやり残したことをやっていく感じで進めてた。

 

コウモリで飛べるようになってから色々巡ったし、ソウル集まれば良いなとも思って色んなところ行って見落とした隠し部屋とかも見つけられたのは良かった。

 

印象的なのはサキュバスの湯浴みに突撃する感じの部屋。えっちで良かった。

 

 

古文書を3つ集めたところで、城の地図も3つだったしマップもかなり埋まってたから、この3つから導けるのかなと思った瞬間答えを閃けたのは滅茶苦茶気持ちよかった。

 

古文書が揃った段階で対応するソウルを全て持ってたのが良かった。普通に進めると1→3→2の順で古文書を拾うと思うけど、その辺も計算されてそう。

これを取り逃がしてる人は困りそうだけど、たぶんソウルの出現率が高く設定されてるんだろうなと思う。ちゃんと探索してればだいたい古文書揃った段階でソウルも揃ってるんだろうな。

 

と思ったけど…ほんとたまたま必要なソウルは全て一発ツモだったから困らなかっただけかも。

 

あと図鑑を参考にした。ヒントがゲーム内にちゃんとあるのも良い。

特定のソウルの組み合わせなんて隠し要素っぽい感じなのが本筋にガッツリ絡んでるのは驚いた。

 

個人的には好きだけどこれをやらないとBADというのはなかなか…とも思った。

 

 

ラスボス倒してエンディングに向かう時、有角に「最も困難な道…」って言われたから、いきなりベストエンドいけたっぽいなと思った。

古文書読んでからはいつその時が来ても良いようにずっと付けっぱなしにしてたのが奏功した(ソウルの効果も良いし)。

 

通るルート(順番)を変えるとか、早くクリアする(あるいは低レベル)ってのはエンディング分岐の条件になり得るしベストエンドは1周目では無理かなと思ってた。

 

 

エンディング後にボスラッシュモードが出たからそれに挑戦した。

5,6回やるうちに攻撃を避けるのに慣れてボスラッシュもクリアできた。

11分くらいかかった。

 

それでもエンディングリストみたいなの出なかったし、多分ベストエンドは見れたと思ったのでここで攻略解禁。

 

 

キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲 CASTLEMANIA - はじめに

 

このサイトを参考にしました。見やすくて、つくりも丁寧なのでオススメです。

 

 

エンディングパターンは思ったほど多くないけど古文書が解けるかどうかってこんな大事だったのかと驚いた。

 

今回はベストエンドというかグッドエンド1ということだった。2の方が追加条件があるから一応2の方がベストっぽい。2周目では最終的にグッドエンド2を目指すことにした。

 

 

あとついでに言うと、セーブデータのコピー先とコピー元でソウルが共有されるという形、ややこしい拘りで嫌いじゃないなと思った。

ソウルの量産をさせないねらいがあるのは分かるけど、それらしい説明をしたものだと感心した(謎目線)。

 

 

 

キャラの話とカブる所もあるけど、ストーリーについての話。

 

 

さっきも言ったように日本神話とドラキュラの話が絡んでるのが面白かった。

 

1周目は不可侵洞窟に入れなかったけどとりあえずクリアしてみようと思って最上階のボス部屋に行った。

案の定の展開からボスを倒したらそこからが予想と違った。

 

有角が普通に良いひとだった…。悪魔城のアルカードの事は何も知らなかった(後で調べて分かった)。

 

ユリウスとも案の定の展開だけど、分かり合えたのは良かった。

ラストバトル前と後もかなりベタな感じ。

 

 

全体的に、フラグが立ってそれがちゃんと回収されるという印象だった。

 

 

 

その他の雑多な感想。

 

主人公のドットが滑らか。

BGMかなり良い。

 

収集要素めっちゃ多い。やり込みの甲斐は感じる。

 

思ったよりエンディング分岐は少ないけど、アクションゲームとしての分岐は十分。

 

探索はやっぱり楽しかった。マップ埋めるのは好きだ。

 

アイテムがあればそんなに難しくないかな。

悪魔城ドラキュラシリーズ初めてでいきなり異色作に行っちゃった感じみたいだけど、ゲームの難易度的には親しみやすい感じで気に入った。

 

好感触を得たので、いずれ他の探索型の悪魔城ドラキュラをやりたいし、ステージクリア型のもやりたい。

 

 

 

 

2周目の感想

 

ここはある程度時系列に沿って書きます。

 

ハードモードを選んだけど思ったより色々引き継げた。終盤までサクサク進められそう。特にマップ引き継ぎが有難い。

 

最初のシーンで敵を倒す時バルムングが伸びるのは面白かった。神社に来るのにどんな物騒なもの持ってるんだ。

 

 

2周目は攻略サイトを参考に、まず道中狩りでレベルを上げつつソウルも期待しつつのアイテム回収をした。

 

次にマップ100%埋めへ。3つ4つ隠し部屋を逃してた。不可侵洞窟も無事に行けた。

そして100%埋まったあたりで何とか30万ドルを工面してソウルイーターを購入。

 

 

ここで、せっかくだしバッドエンド1を見てみた。

蒼真の主観に立てば、釈然としないながら結構いい方のエンディングなんじゃないかと思った。

漠然とした不安とか心のざわつきを感じながら生きていくことになるから結局全く元のままというわけにもいかないのかも知れないけど…。

 

 

そしていよいよソウル集めに入った。

 

個人的にはドロップ粘りみたいな作業は好みではないんだけど、ダッシュブラックパンサー)があればスピーディーに試行回数稼げるからストレスは少なかった。

 

ソウルの収集率は1周目時点で49%くらい、2周目で道中狩りしながらドロップ期待した結果55%くらいだった。ちゃんと意志を持ってやらないとなかなか集まらなそう。

 

2周目は日曜日に時間を気にせず一日中ずっとやって一気にクリアしたからソウル集めにかかった正確な時間は覚えてない…。

でも多分、休憩や食事とか含めてソウル集めは6~7時間くらいで終わったと思う。これが早いのか遅いのかは分からないけど。

 

 

個人的にはアルラ・ウネが飛び抜けて大変だった。レベル45前後で倒すのに時間がかかるのもあって、たった一つのソウルを拾うのに3~40分くらいかかった。

 

あとは10分以上かかったのが片手で数えられる程度あって、その他は比較的サクサク集められた。正確に測ってはいないけど。

 

ハードモード限定の装備でLCKを上げられるけど、ハードだと敵が強い。とはいえ3周目入ってノーマルでやり直すほどでもないか…って感覚だった。

 

ちゃんとソウルの効果を調べて、効率の良い順番を考えて集めた方が良いんだろうな。

自分の悪い癖で、良い狩場を探すとかもせず対象の敵を見つけ次第ドロップするまで狩るみたいな場当たり的なやり方をしてた。

 

 

ソウルを集める前はレベル40くらいだったけど、結局ソウルを100%にする頃にはレベル63まで成長しちゃった。

 

ここまで色々収集しちゃうと無双状態になってしまうところはある。

古の言葉を使えば、集めた装備で「俺TUEEE」できるゲームだったんだなと思った。

 

初めてつかう言葉だからEの数は幾つなのかとか調べちゃって結局定まりきってないことが分かったりもした。

 

 

ブラックパンサーの爽快感は凄まじかったな。これもうちょい早く欲しかった。

 

 

 

そして、大体やることを終えられたのでエンディング回収。

 

バッドエンド2を見た。

予想通りの展開だけど、スタッフロールが流れるちゃんとしたエンディングになってるのが印象的(これはバッドエンド1も)。

 

そしてついにグッドエンド2。

最後に見て良かった。グッドエンド1とちょっと変わるけど、それが大きい。

あまり詳しくは書かないけど。

 

 

引き継ぎしたからハードでもそこまで苦戦はしなかった。

ニューゲームからハードだと結構大変そうだし、アイテムやソウルを禁止する縛りモードもあるし更なる高難度を求めるプレイヤーにはそういうのが良いと思う。

 

私はヌルゲーマーなので引き継ぎのハードで満足。

 

ボスラッシュもカオスリングの力で3分程度でクリア。他の報酬も全て取った。

 

エクスカリバーの絵面と使い方がかなり面白かった。

ポジトロンライフルも世界観ぶっ壊すし強い。

ヴァルマンウェも独自の性能で強い。

 

こんな風に、ボスラッシュで貰える武器はどれも良かった。

 

 

 

 

3周目の感想+α

 

せっかくだしユリウスモードも遊んでみる。

何も調べなくても初期データの所にユリウスモードのやり方が書いてあるのが親切。

 

 

シリーズお馴染みのスタイル…っぽいけど、こちらとしては馴染みが無くて新鮮。操作方法を教えて欲しかった(先程貼った攻略サイトにそこでもお世話になった)。

 

 

いつでもラスボスに挑めるみたいだけど、普通にプレイしようと思って順番通りに進めた。マップも改めて全部埋める感じで。

 

序盤はサクサクだったけど、中盤あたりの「しにがみ」戦で一回ゲームオーバーになっちゃった。

蒼真ではしゃがみで避けられた攻撃がしゃがみで避けられないのが想定外だった。

 

バロールも攻撃しづらくて苦戦した。第二形態(?)はユリウスの必殺技みたいのが刺さるから楽だったけど。

 

ラスボスはボスラッシュで練習できてたけどそれでも5回くらいやり直した。

集中力が切れてきてHPも尽きかけてたから必殺技で最後のお願いをしたら見事に倒せて、まさに起死回生の一撃になった。

死闘を繰り広げられて満足。

 

 

マップ埋めでは不可侵洞窟が存外きつかった。MP回復する場所が無いから考えて使わないといけなかった。蒼真ではそんなの意識しなかった。

 

ユリウスモードはこういう、蒼真との違いで難しくなる感じが面白かった。

 

 

ユリウスモードもクリアして、最後の最後にするにはアレかもだけど使わなかったソウルの試し撃ちをしてみた。

 

カイナッツォが背後霊みたいな感じでオラオラ言いながら敵を殴ってくれるのは狙ってるのかな(元ネタちゃんとは見たことない)。

 

あと印象的なのはセイレーンのソウルの効果音(ボイス)、シュールな感じで面白かった。

 

 

ソウルについては確定で取れる、しにがみのソウルに割とお世話になったかな。

2周目で取れたヴァルキリーも攻撃範囲と威力が良い感じでよく使った。

 

 

やりこみ要素やると世界観を壊すような攻撃ができるようになるのは何となくコナミのゲームって感じがする。

最後の最後に派手に遊べるのは結構好き。

 

 

 

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〈おわりに〉

 

かなり集中力高く遊べたからこのゲームに夢中になってたんだと思う。

探索型ってやっぱり楽しい。

 

比較の話になっちゃうけど、同じ探索型でもメトロイドの道中は宝(タンク)探しをメインにしてる感覚があった。それに対してこのゲームの道中は敵との戦闘がメインだったように思う。

書いてて気づいたけど、この差は自分のキャラを強くする方法の違いによるものか。

 

この辺は好みによる所かなと思う。

 

 

何度か言ったけどシリーズ初めて触るのには良いチョイスできた気がする。

他のも色々やりたいけど、続編は特に気になる。情報少し見ちゃったけどそれでも。

 

 

この記事を書くために最初の方をちょっとやり直してみたんだけど、荒城回廊が流れてすぐ引き返して弥那に話しかけたら重要な話が聞けて驚いた。

 

あんまりあのタイミングで引き返すプレイヤーは多くないだろうから2周目の時とか既プレイヤーのためにそういう仕掛けをしたのかな。

 

 

弥那が具合あまり悪くないパターンも初めて見れた。

弥那の印象が最後の最後でグッと良くなった。やっぱり元気な方が良いなと思った。

 

 

 

 

次の更新は今月か来月か分かりませんが、きっと来月には何かしらが上がってると思います。

 

では。