例のごとく、VC版でプレイ。
スーパーマリオくんで見たことあってこのゲームの存在は知ってた。
もうあんま覚えてないけどマリオくんの中でも好きなシリーズの1つだったと思う。スーパーしあわせのツリーというネーミングが印象的。
〈購入・ゲーム開始の経緯〉
ヨッシーメインのアクションゲームはやった事ないからやってみたくて買った。
スーパーマリオアドバンス3も買ってある。
実はこのゲームを前に一瞬触っていた。
Wii Uの記録を見返したら去年の6月のことだった。
れんしゅうモードで操作を覚えて、1-1をクリアするくらいまでやった気がする。
その時のイメージとしては片っ端からフルーツを取るとすぐクリアになってしまうっていうのと、メロンを集めるゲームなんだなという感じだった。
一応初期化して、このゲームを再度始めた。
れんしゅうで操作を思い出して、ストーリーモードを1-1から、とりあえず全部1つ目のステージをやってみようと決めた。
〈ネタバレなし概要とちょっとした感想〉
1997年発売のNINTENDO64のアクションゲーム。
ある日突然、ヨッシーの世界が絵本の世界になってしまった。
そしてスーパーしあわせのツリーが無くなった。
これが無いといつも幸せなヨッシーがへなへなになってしまう。
全てはベビークッパの仕業だった。
島のはずれに6個のタマゴがあった。タマゴの殻に守られて無事だったらしい。
中から元気な赤ん坊が生まれた。
生まれた途端の大事件を前にちびヨッシーは相談し合った。
相談の末導いた答えは、自分たちがハッピーになれば絵本の世界も幸せいっぱいになりきっと世界が元通りになるということ。
スーパーしあわせのツリーを取り戻しフルーツを食べ放題にして絵本の世界を幸せいっぱいにしようと決めた。絵本の最後のページにあるというベビークッパのお城を目指してちびヨッシーは力を合わせる。
といった感じのあらすじ。
メインは「おはなしモード」。
各ページで1つステージを選んでクリアしていき、ベビークッパの城を目指す。
ステージの中にスペシャルハートというアイテムが3つあり、スペシャルハートを取るごとに次のページで選べるステージが増える。
ステージではフルーツを30個取ればゴールとなる。
スコアが記録されるので、よりハイスコアを目指して敵を倒したりフルーツを集めたりするゲーム。
おはなしモードでクリアしたステージは、トライアルモードで何度も遊ぶことが出来る。
ハイスコアを目指すには、色々なギミックを解く必要がある。
その試行錯誤が楽しいゲーム。
逆にロースコアを目指すのもまた難しい。色々な遊び方ができると思う。
アクションとしては、ふんばりジャンプとタマゴを投げるのが結構難しい。
セーブ機能ももともと用意されてないし、1周のボリュームは多くない。
手軽に遊べるのは良い所だと思うけど、携帯機なら尚良かったんじゃないかと思わせる。
VCならセーブもできるし遊びやすくなってる。
ステージのBGMは同じメロディをアレンジしてる感じかな。
アレンジが非常に多彩で、いいと思う。
以下、ネタバレ有り。
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〈ネタバレ有り感想等〉
…の前に、
〈前置き〉をば。
とりあえず満足するまで遊んだ結果、5周することになった。
1周ごとにどう遊ぶか考えてやってた。
詰むのが嫌なのでどこでもセーブは結構使った。
それぞれの周回における狙いと感想、そして各ステージについてスコアと軽い感想を述べていこうかと思います。
〈ネタバレ有り感想等〉
1周目の感想
とりあえず全部の面で1つ目のステージをやることにした。
スコアによって分岐があるんだろうからなるべく高い点は取りたいけど、1周目からスコアを詰めることも無いかなと思った。
体力減ったら素直にテキトーにフルーツを取って、それ以外はなるべくメロンかラッキーフルーツを取る感じにした。
敵を倒す際のコンボとか特に気にせず、普通に遊んだ。
最初(去年の6月)に抱いたイメージ通りのゲームだった。
わりとメロンをいかに取るかのゲーム。
体力の回復はしやすいし最初は割と難易度低めのゲームかと思ってたけど、セーブできないのと残機の少なさ・増やしづらさのために比較的硬派なアクションゲームになってると思う。
残機が減るのは大抵一撃死のパターン。詰まると何度もそこで残機が減るので大変。
ボリュームは多くないし何度も周回してほしいというつくりだったのかなと想像する。
個人的に周回プレイはそれほど好みではない(やるけど)のでどこでもセーブのお世話になっちゃうけど、1周目は普通にやってたら6-1で終わってた。
文面から察するにそこそこ良いエンディングは見れたっぽい。
エンディングの曲はかなり好きだったな。
1周終わって色々調べてみた。
エンディングについては結局よく分からなかったけどスコアによって変わるのは間違いないらしい。
ストーリーとか諸々の感想。
世界観良いよね。とびだす絵本のわくわく感ってノスタルジックな気持ちにもなるし良い。
幼稚園児の頃とかにこういうゲームやってたら凄くハマりそう。幼稚園児がやるには罠や敵が怖すぎるかもしれないけど。
絵本調の文章?(何て言うんでしょうか。うんとこしょ、どっこいしょ、けれども株は抜けませんみたいなやつです)も何だか久しく見てない感じで印象に残った。
「すこしだけ しあわせになった。」
「またすこし しあわせになった。」
この文言が気に入った。かくありたいものだ。
全部9999点取らなきゃベストエンド行けないんじゃと思ってたけどそうでもないみたいなのは嬉しい。
やりこみたい人は是非、理論値狙ってほしいとは思う。
1〜6面それぞれ4ステージあって、それを(解禁し)自分で1つずつ選択して一周の物語が完成するというのは面白いとは思う。
でもこの方式を採用するなら、選ぶルートによる分岐とか隠しページとか欲しくなるよなあ。
そこが無いのは残念と言うほか無いかも。
1周目の各ステージの感想
合計15521点
1-1 2866点
3つ目のスペシャルハートが見つからなかったのは残念。
ハートを逃すのは仕方ないと最初に割り切れることになったのは個人的に良かったとは思うけど。
2-1 1751点
穴に落ちて即死がある。このゲームのヨッシーの滑る感じの操作に慣れてなくて3体くらいやられた。
ホネホネりゅうはヒップドロップだけじゃなくタマゴも効くのではと試すのが遅かった。
3-1 2001点
これも落下死の危険性が付きまとうので緊張感があった。
ボスは弱かった。
4-1 2548点
フルーツ取りすぎちゃって全部は回りきれなかった。
ハートを3つ取れたのは良かった。
ギミックが面白かった。
5-1 2970点
これもハートを3つ取れたのは満足。
泳ぐ白蛇みたいなやつを掻い潜ってメロンを大量に取れたのが良かった。
6-1 3385点
罠が厳しい。
当たって落下して即死とか、ピストンの初見殺しとかなかなか凶悪。殺意が高い。
ヌルゲーマーだからどこでもセーブめっちゃ使った。そうしないと機数足りなかった。
4番目のワープちゃんの横で壁に埋まるバグにも遭遇した。どこでもセーブで事なきを得たけど、これがなきゃ自害するしかなかった。
ベビークッパは弱かった。スーパーしあわせのツリーがあるおかげもあったけど。ステージがラスボスって感じかな。
2周目の感想
全部2つ目のステージをやろうと思った。
一番良くないエンドを見てみたいと思って割と低スコアでクリアしようと考えた。
低スコアだとステージを堪能できないかもなと思ってたけど杞憂だった。
メロンをなるべく取らないようにすると、その他のフルーツを全部取ることになる。
メロンを全部取るほどじゃないけど結構大変だった。
スペシャルハートはなるべく取ろうと思ってたし、残機も欲しかったし、敵も邪魔なのは倒してたから極限って訳じゃないけどそこそこ低スコアでいけた。
エンディングの最後の方の文言は変わった。でもこれが最低ランクかどうか分からない…。
2周目の各ステージの感想
合計5430点
1-2 1127点
ハートは2つしか見つからなかった。
ポチが全然走らない。
2-2 824点
画面暗いなーっていうのが気になった。
溶岩は一撃死かダメージかどっちかなと思ったけど一撃死だった。なかなか厳しい。
ここはハートも全部取れたしメロン0で行けた。
3-2 1122点
リーフの操作がちょっと難しい。リーフのところのハートを取るのに3回やり直した。
BGMが好き。ギターの音が良い。
ボスのミエンデーはそこそこ見えた。
4-2 904点
青いプクプクに一回やられた。
水鉄砲が厄介だった。
5-2 687点
蜂の巣の抜け方をようやく知った。
4-1では上を飛び越えれば何とかなったから勘違いしてた。
6-2 766点
一回死んだけど、6面の中では簡単なのかも。
メロン運びも結構簡単だった。メロンは置いてきたけど。
3周目の感想
3つ目のステージをやっていった。
ステージを通して2周するまではメロンだけを取り続けて、残りはラッキーフルーツで埋める作戦。
ハイスコアを狙ってみた。
意外とメロンそこそこ取れた。メロンのミニゲームについてはどこでもセーブのおかげもあるけど。
そしてついに噂に聞く白ヨッシーが加わった。嬉しい。
エンディングの文言がまた変わった。
これがベストなのか、より良いエンドがあるのか分からないけど…。
3周目の各ステージの感想
合計30384点
1-3 5178点
いきなりメロン28個取れたのは驚き。
5000点くらいを目安に頑張ろうと思った。
2-3 4363点
結構特殊なステージに感じた。分岐が多い。
背景が面白かった。
HIPHOP調のBGMが良かった。声ネタは「ヨッシー」って言ってるのかな。
箱割っちゃったせいで取り逃がすメロンやスペシャルハートがあった。箱はすぐ割らないようにすべきらしい。
3-3 5211点
1周してる途中でどこでもセーブしてポチの言うことを聞かない方のツボを試したらワープちゃんの所まで戻ったから、どのツボもそういうのかと思ってたけど一応2周目で最初のツボを試したら違った。
2周すると決めておいて良かった…。危うく白ヨッシーを取り逃がすところだった。
アホウドリでひたすら上に行けるの楽しい。世界の外に出られるんじゃないかみたいなワクワク感があった。
ボスはやっぱり苦戦しない。
4-3 5223点
難易度が高いのか自分の苦手なジャンルなのか分からないけど、かなり難しかった。
ここの玉転がしは今振り返ってもこのゲームで一番難しかったかも。
メロンも取りづらい(落としやすい)。
どこでもセーブ様様のステージ。
5-3 5244点
メロン30個の存在を初めて自分の目で確認できた。今までは見つからなくて諦める感じだった。
メロンコンプ出来そうだったけど、幅跳びが難し過ぎて2個諦めた。
あと水を出すジュゲムがうざかった。
6-3 5165点
メロンのミニゲームが難し過ぎてどこでもセーブ使ってやり直しまくっても20分くらいかかった。
全体的には、ステージ名からマリオワールドのお化け屋敷みたいなのを想像してたけどそんなに謎解きが難しい感じではなかったな。
4周目の感想
4つ目のステージをやった。
どこでもセーブは基本ステージの最初にするだけにして、メロンをなるべく取れるように頑張ってみた。
6-4でメロン29個集めた時点で合計30000点に行きそうだったから、エンディングの条件分かりそうかなと思って実験してみた。
ベビークッパを倒すのにフルーツ適当に取ってたら30000点超えて、3周目と同じ「だいせいこう」のエンド。
ヨッシーを自害させたりして調整して30000点を割ってみたら1周目と同じ「なかなか よいたび」のエンド。
1ケタ単位で精査はしてないけど30000点がボーダーということで良さそう。
各ステージ5000点が基準になるし感覚的にしっくりくる。
4周目の各ステージの感想
合計29963点
1-4 4723点
割と簡単なステージだったけど、幅跳びをもう少し上手くやりたかった。
2-4 5591点
メロン30個ついに全部取れたのがめちゃくちゃ嬉しい。
このゲームに慣れて探索力とかが上がってる。
ポチの所に何かあるのかとガチャガチャやってたらチューリップが取れてびびった。
黒ヨッシーを取れたのも良かった。
3-4 5086点
ドンババも弱かった。
メロン運びは失敗しそうになったけどお祈りで右に猛ダッシュしたら祈りが通じた。
予期せぬRTAルートを辿ってしまったかも。
4-4 4804点
足場が不安定で難しかった。
タイムアタックのミニゲームはメロン4個だったけど、まあいきなりじゃこんなもんかという感じ。
5-4 4646点
においを嗅ぎながら進んでるとヘイホーが飛ばすボム兵に当たりがち。初見だと難しいステージな印象。
タイムアタックはゴール見えた時点で5,6個行けそうだったのにそこで焦って落下して、何とか4個でフィニッシュした。
6-4 5113点
メロンを取れる遊び方だったから何とかなったけど、メロン取らない縛りをしてるとこのステージは凄く難しそう。補給がしづらい。
箱のパズルみたいなのは、一番上のワープちゃんが入ってる箱も使えるのかと思ったのが失敗で、そこで1個取り逃がしたのが明らかだった。
これで全ステージを1回クリアしたけど、興味があるから5周目やることにした。
2周目より悪いエンディングがあるのか試したくなった。
5周目の感想
どこでもセーブを駆使しつつ、スペシャルハートを取らないようにしたりしてより低スコアで行ってみた。
低スコアを本気で狙うと、敵を倒せないし道中のコインやハートも避けなきゃいけない。
メロン30個とは別の難しさを味わえた。
理論値になかなか近い数字は出せたと思うけど、2周目と同じ「もう もう だめかと」のエンドだった。
計3種類のエンディングを見れた。
他にエンディングがあるとすれば10000点付近か4,50000点あたりに何かあるのか。あるかどうかも分からないので今はここまでで満足という感じ。
またいずれやりたくなることもあるだろうから、その時はこれを確かめてみたい。
5周目の各ステージの感想
合計1409点
1-1 235点
スペシャルハートを避けるのも大変。
敵は何体か倒しちゃったけど、これくらいの点数が目安だと考えた。
2-1 226点
最初からヨッシー1機ならこれが理論値なのだろうか。
前のステージで白ヘイホーを助けながら1機クリアすればより低スコアが狙えそう。大変だけど。
コインを取らないようにするのが難しかった。
3-1 250点
ボスの分スコアが増えたかな。
ここもコイン取らないようにするのが相当難しい。
4-1 226点
1周目で回りきれなかったのは若干後悔があったけど、今回は全部回れてよかった。
回り過ぎて嫌になるくらい回れた。
同じフルーツが一つの部屋に密集してるから、低スコアでいこうとすると部屋を何度も往復しないといけなくて大変だった。
特に左下の土管の部屋と右下の部屋はワープちゃんから遠いし往復がつらかった。しかも土管のすぐ上にスペシャルハートがあるから、それを避けるのにうまく飛ぶか左の土管に入り直すかしないといけないし。
5-1 234点
白蛇みたいなののエリアで、敵とコインを避けつつラッキーフルーツ取るのが難しすぎて諦めた。
フルーツを取る順番の関係でここも往復が必要で結構大変だった。
6-1 238点
やっぱりこのステージは難しい。
ここも理論値取るの難しそう。コインをどう避ければいいか分からないところがあった。
==========
〈おわりに〉
プレイ全体の感想。
慣れるとメロンやスペシャルハートを見つけるのも楽になっていくのが印象的。
ヒントが出てることも結構あるからそれを見逃さなければ意外と何とかなる。
ふんばりジャンプを使いこなすのが最後まで難しかった。アクションゲームとしての特性が出てる部分かと思う。
どこでもセーブがあるかどうかはこのゲームにとってかなり大きい。
ヌルゲーマーとしてはセーブ機能ほしい。周回の途中で一旦やめなきゃなとかやめたいなって時もあるし。
全体のボリュームは少なめだし、ゲーム側で用意されたやり込み要素もそれほど多くないのかもしれない。
ただ、自分でやり込み要素を見出す余地があるゲームだと思う。
スコアの最大値や最小値を狙ったり、タイムアタックをしたり。ラッキーフルーツのみを食べるのも可能なのかな。
アクションゲームを色々と遊んできた今考えると、ステージクリア型のつくりなのにゴールが無くてヌルっと終わる感じがちょっと最初は違和感あったのかも。去年の6月時点では「こういうゲームなのか…」と戸惑ったのを覚えている。
どちらかというと探索型の面白さがこのゲームにあると思った。フルーツを無作為に30個取るだけだと探索型らしい面白さに辿り着けないのがこのゲームの問題点かもしれない。
でもメロンをなるべく連続で取ろうとしたり、あるいはメロン以外全て取ろうとすると探索型らしい面白さが十分味わえると思う。
最初は戸惑うけど慣れるうちに楽しくなってくるゲームに感じた。
ボリューム的に、またやりたくなった時に気軽に遊べる気がする。
またやりたくなる日が楽しみ。
今月はあと1回更新があるかな、と思います。
では。