『感想オムニバス』シリーズ第1弾、9月にやったゲームの感想をまとめます。
ほんとは8月末のも入ってますが。
『感想オムニバス』は毎月更新されるわけではなく、今後は「オムニバスで書こうかな」みたいなゲームを何本かやって、記事としてある程度の分量になったら月末に更新されるという予定です。
オムニバスで書くか単体の記事で書くかはゲームをやらないと分からないので、詳細な予定をおしらせするのは難しいです。
【おしながき】
- くにおくんの時代劇だよ全員集合!
- スーパーメトロイド
- メトロイド ゼロミッション
- サラダの国のトマト姫
- F-ZERO X
- FFUSA ミスティッククエスト
- クロックタワー
- ファイアーエムブレム 烈火の剣
くにおくんの時代劇だよ全員集合!
〈購入・ゲーム開始の経緯〉
超ちっちゃい頃に兄とやった記憶があり、楽しかった思い出があるので買った。
アクションゲームをやるぞと決意して、まずは面白いことを知っててボリュームも軽そうなこのゲームで感覚を取り戻していこうかなと思って始めた。
〈概要〉
アクションRPGってよりはアクションのつもりで始めたんだけど、パラメータの概念あるしやっぱりアクションRPGということらしい。
「くにおくん」の登場人物が時代劇を演じるというゲーム。
「くにお」が「くにまさ」になってたり、大体みんな名前が少し変わってるっぽい。
本家のことをあまり知らないけど、ゲーム性は本家と似た感じだと思われる。
所謂ベルトアクションってやつ?詳しくないけど…。
一応、以下ネタバレ有り。(あんまない)
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〈ネタバレ有り感想等〉
音楽とかはやっぱりちっちゃい頃聞いたから覚えてたし、マップがどこで切り替わるか分かりづらかったよなみたいな断片的な記憶も残ってた。
ただ、このゲームは2人でやった方が絶対楽しいと思った。ファミコンやってる友達なんていなかったから兄とやるだけだったけど、何年も前に生まれてれば友達とこのゲームで遊んだことがいい思い出になったんだろうなと思う。
自分なりの遊び方ができるように色々設定いじれたりするゲームだったんだと初めて知った。
仕様を把握すれば、自分のやりたい遊び方ができるような調整が出来るって凄く良いゲームだなと思った。特に成長を止めるという選択ができるのが良いと思う。
ただ、普通にやるとゲームバランスが悪く感じられるというのもあるけど。一部必殺技が強過ぎたりとか。
仕様を知って縛りとか調整とかすれば長く遊べるゲームなんだろうなという印象。
「初代熱血硬派くにおくん」とかも久々にやりたくなった。
あ、処理落ちはかなり酷い。
まあしゃーないかなと思う。「初代」も、たびたびガッツリ処理落ちしてた記憶。
昔はほぼ2人プレイしかしてなかったし、エンディング見たことなかった。(蝦夷に行ったことないかも)
一人プレイで、エンディング見るのを目的にすると案外アッサリ終わるんだなという印象を受けた。
でも最後の選択肢で一応分岐するのは良かった。
難易度上げたりして遊ぶとかもアリだし、こういうゲームはいつやっても楽しいだろうから良いよねって思う。
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スーパーメトロイド
メトロイド ゼロミッション
スーパーメトロイドとメトロイド ゼロミッションはこちらの記事で書いています。
スーパーメトロイド/メトロイド ゼロミッション - amiのゲーム感想置き場
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サラダの国のトマト姫
〈購入・ゲーム開始の経緯〉
このゲームのことは全く知らなかったけど、FCのアドベンチャーゲームで結構評価が高くて気になったのが買った一番の理由。
VCの販売終了の知らせを聞いて、VCで買ってわりとすぐやった「トマトアドベンチャー」がかなり面白かったから、別に何の関係もなくトマト繋がりというだけなんだけどなんか縁を感じてこのゲームを買ったというのもある。
メトロイドを2作続けてやって、楽しいんだけどずっと緊張感もあったから、のんびり楽しめるゲームを挟みたいなと思ってこのゲームを始めた。
〈概要〉
1988年発売のファミコンのアドベンチャーゲーム。
ゲームをやる前は知らなかったけど、PC用に発売されていた元のゲームをアレンジして移植したものらしい。
舞台は野菜たちの住む星。
オニオン王の統治により平和であったオニオン王国で、パンプキン大臣が反乱を起こし王国を乗っ取り、オニオン王の娘であるトマト姫を攫ってしまった。
プレイヤーはキュウリ戦士として、姫を救出しに旅立つ…といったあらすじ。
戦闘もあるが、ルールは「あっち向いてホイ」。
以下、ネタバレ有り。
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〈ネタバレ有り感想等〉
FCだけどSFCとそれほど変わらないデザインに思えた。
文字が大きくて漢字も使われてるのって自分のFCのイメージと違って驚いた。小学校低学年くらいの漢字を使ってるのかな。
世界観とかシナリオについて。
サラダの国とは言ってるんだけどテクノロジーとしては当時の日本って感じの世界観が面白い。
弁当屋のバイトのモモコさんが女子大生だったり、そういう制度もしっかりあるんだっていう。
最初は野菜っぽいキャラしか出ないのかと思ってたけど、アップルリサが人型(ノーミン族とオニオン王のハーフ)なの、そういう世界観なんだ…と結構驚いた。
トマト姫はトマトなのか人型なのか気になってたけどトマトだったから、オニオン王には何人もの妻がいたのがわかった。
シナリオとしてはところどころダークだけど、キャラクターの雰囲気とかで上手くメルヘンチックに仕上がってるという印象。
殺されるかもしれないみたいな表現は出るし、オニオン王が憤死してたりするんだけど、実際はあっち向いてホイで戦ってるという感じはおかしみや可愛げが出てて好き。
セーブはパスワード制。
そんなに長くないからメモすれば大丈夫だけど、現在の持ち物とかの情報によってパスワードが異なるっぽい。ここはVCのどこでもセーブ使った方が良さそう。
アドベンチャーゲームとしての話。
14個のコマンドが常に出てるのは結構圧がある。
見るからにこのシーンでは使わないコマンド、みたいなのが半分くらいはあるから良いんだけど、とれる選択肢が多く見える。
このゲームやりながら、思ったより難しいなと思った。
行き詰まってから戻るみたいな行動が求められたりするから、前やった選択肢を何度も繰り返し選ぶ必要があるのが難しい。
詰まないように設計されてるらしく、必要なアイテムを前のチャプターから持ってきてなくてもどこかで手に入るようになってるっぽい。
その辺で一応分岐があるゲームって感じかな。基本は一本道。
このゲームの一番の魅力は、変な選択肢を選んだ時の天の声(?)のツッコミだと思う。
タバコ屋の店主の老婆・ウメさんを取って「使いみちがありません。」とか、
レジスタンスの基地の右のドアに話して「さいきん、ひとりごとがおおくありませんか?」
とか。
ツッコミの角度にセンスが光ってると思う。
他にももっと色々あるんだけど、とりあえず2つ紹介した次第。
あと色々パロディネタをやってたのも面白かった。
自社パロディも結構あるし、あんまハドソン関係なさそうだけど良いのかなと不安すら抱くパロディもあって、だからこそ面白かった。
やっぱガンダムネタが一番強烈だった。モビルヤサイスーツって露骨過ぎないか…?ってなった。
「柿っ八、いっきまーす!」も完全にアレ。
BGMは結構良いんだけど、1チャプターごとのメインテーマ的なのは結構チャプター通してずっと聞くことになるから若干飽きがくるかも。
カボチャの城のBGMが一番かっこよくて好きだった。
戦闘の話。
あっち向いてホイで戦うって運ゲーなのかと最初は思ってたけど、わりとパターンがあってちゃんと勝てるやつで安心した。
説明書読むと、他は負けても良いみたいだけどカボチャ大王には負けちゃいけないって感じだったからカボチャ大王に負けてゲームオーバー演出も見てみた。
このゲームの成り立ちについて調べた時の感想についての話。
流石に時代が違いすぎるしあまり調べたり見たりしてないから感覚は分からないけど、ファミコンが出る前後とかのPCゲームってどんな感じなんだろうかと気になった。
パソコンが普及してない中で、どういう熱量だったのかとかゲームの認知度とか色々気になる。いや調べようとまではあまり思ってないけど…。
こんな感じでPCで、界隈内で有名みたいなゲームがFCとかに移植されてるのはどういう捉え方だったんだろうとかも思う。
アングラからメジャーへ…みたいな感覚なのかな?全然想像つかないけど。
3D迷路は全体的にきつかった。
PCのメモ帳に手作りみたいなマッピングをしながら進めて何とかなった。
ウッピー洞窟も相当大変だったけど、例として一番広かった城の地下のメモを上げとく。
本当のマップと違って縮尺ぐちゃぐちゃだけど自分なりの見易さ重視。
マス目のついたものに書いた方が良さそうなんだけど、やり方を探すのを横着してスペースキーとか使って図示してる。
今後もゲームでマッピングすることあるだろうし、流石にやり方考えないとな…と思った。
背景が全然変わらない中で、右下のほうの「四つ角群」みたいなやつを正確に見極めるのが難しかった。小さい穴が無いと本当に迷ってたと思う。
あと、有名なVTuberの人が最近これやってたみたい。(ちょっと調べたら出た)
たまたまなんだけど、流行り(流行ってはない)に乗ってる人みたいになっちゃった。
VCになるくらいのゲームならこういうのも別に不思議じゃないってことだと考えよう。
あ、ちなみに一番好きなキャラはフサ子さんでした。
はだしのゲンに出そうな美人って感じで、アンニュイな雰囲気が好き。
更に余談ですけど、これでVCで買ったファミコンのゲームを全てやりました。
FF3・MOTHER・メタルスレイダーグローリー・くにおくんの時代劇・サラダの国のトマト姫の5作をやってきました。
あまり買ってないのは馴染みが薄いのもありますし、ファミコンなら移植の機会にも恵まれるのではと思ったからとりあえずやりたいゲームだけを買ったという感じです。
魔界村とか色々、触ってみたいなと思うゲームはファミコンに多いんですけどいつでも何かしらで出来るんじゃないかと。
「FF3」以外は最近やったゲームで、このブログに感想も書いてます。
ほとんどがファミコンの後期作だった気もするけど、どれも楽しかったです。
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F-ZERO X
〈購入・ゲーム開始の経緯〉
レースゲームは超ちっちゃい頃にはよくやってた。
昔好きだったわけだし今も楽しくやれるんじゃないかと思って買った。
初代は何だかんだでいつでもやれそうだけど、64とかアドバンスっていつまでできるか分からないなと(勝手に)思って、VCで64のXとアドバンスのクライマックスを買った。
「千年家族」やってる間にできそうなゲームとして始めたけど、難易度エキスパートが難しすぎてわりと心が折れてた。
「千年家族」をクリアした後もたびたび触っては難しくてやめちゃうというのを繰り返してた。
2ヶ月も経っちゃったし、いつまでも心残りなのが嫌だから、心苦しいけどどこでもセーブを使ってクリアすることにした。
〈概要〉
1998年発売のNINTENDO 64のレースゲーム。
全30台のマシンでレースをするゲーム。マシンそれぞれに特徴があり、レース前にエンジンの調整もできる。
コースは立体的で、スピード感あふれるレースが繰り広げられる。
また非常に過激なレースでもあり、他のマシンを攻撃して破壊したり撃墜させたりもできる。
6レースで貰える合計ポイントを競うグランプリモードがメイン。
グランプリはノービス・スタンダード・エキスパートといった難易度が選べる。
その他にもタイムアタックや対戦といったレースゲーム定番のモードや、全ての敵マシンをリタイアに追い込むデスレースなどのモードが遊べる。
おおよそこんな感じのゲーム。
以下、一応ネタバレ有り。
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〈ネタバレ有り感想等〉
まずは全体的な感想。
レースゲームとして、疾走感にあふれる感じで楽しいと思う。
BGMはめっちゃカッコいいけどバリエーションもう少し欲しかったかもという印象。(容量とか色々事情があるらしい)
説明書でキャラの背景とかが知れるのは良かった。
立体感あるのは間違いなく魅力の一つだけど、チューブみたいな所は最後まで慣れなかった。基本的に難易度高いゲームだと思う。
余談だけど、PS3の「Wipe out」をそういえばなんか無料だったから遊んだなみたいな古の記憶が蘇ったりした。
ここからは苦しんだ記録を日記に残すみたいな形になります。
スタンダードまではアクセルの押し離しだけで良かったんだけど、エキスパートからはそうは行かなくて、色々テクニックを習得しなきゃいけなかった。
色々参考にして、加速設定でドリフトするか最高速設定にするか選ぶのはわかった。
ドリフトが基本的に最適解ではあるっぽいから試したんだけど、難しすぎて安定させるのにどれだけかかるか見えなかったからやめた。
最高速設定でやることにしたけど、なかなか上手くいかないしたまに上手くいっても次のレースで失敗したりして、総合3位くらいが限界だった。
SwitchオンラインからF-ZERO Xを始めた人のための簡易ガイド1 - ZerokenのF-ZEROメモ帳
↑この記事を特に参考にしました。
なんでエキスパートの時点でこんなにきついんだろう、コントローラーのせいであって欲しいけど…と思った。
クリアできずに心残りになってるのが嫌で、とにかくひとまず決着付けようと思って、エキスパート以降は1レース毎にどこでもセーブを使ってやった。
その結果、最初のジャックカップってシンプルなステージが多くて、むしろ最難関だったんだなと思った。
カーブだとプレイヤーの方が速いからそういうことかもとは思ってたけど、本当にそうだとは…。
やっぱこういうゲームはマリオカートのイメージがあるから、キノコカップが最難関みたいな状況は信じ難かった。
多少上達したのもあるけど、難しいコースの方がプレイヤー優位になるからジャックカップ以外どこでもセーブ無しでもいずれ出来たんじゃないかとか終わってから思った。
で、エンディングが見れた。
見れると思ってなかったから、ズルみたいなことしたけど感慨深かった。
タイトル画面が変わるのも良い。
で、難易度マスターとXカップが出る。
Xカップがめちゃくちゃ面白かった。
ノービスから始めてエキスパートまで一気にやったけど、この時代のゲームで自動生成のコースを走れるって凄い。
このゲームを小さい頃やってたらずーっとXカップやってたと思う。
気を抜くとスタート直後にコースアウトするみたいなクソコースもあった。
1周で自分含めて8体しか残らないしゴールの時は自分含めて2体しか残らないみたいなコースだった。
こんな風にムチャを求めてくる面白さがあった。
エキスパートはXカップだけどこでもセーブ無しで突破できた。Xカップはコース運の方が大事そう。
閑話。
レースゲームって性質的にアクションゲームと同じでいつやっても楽しいと思うんだけど、「X」の持つ意味合いが変わってきてしまったから「X」がTwitterと関わりのない単語だった時にこのゲームをやりたかったなと思った。
ゲーム内の「X」がダサく見えてしまって良くないなと思った。(これは完全に個人の感想です)
そしてマスターを触ったけど、難しすぎて「どこでもセーブ使うなら間違いなくここだったな」と思った。
マスター初見のジャックカップはデビルズフォレスト以外10位前後とかだった。
デビルズフォレストだけは1位取れそうな感じだけど他で上位に行くのがそもそも無理そうだからどこでもセーブしても総合1位が厳しそうだった。
これくらいになってからどこでもセーブ解禁した方が絶対良かったよなとは思いつつ、どこでもセーブ解禁しないでいつここに辿り着けるんだという気持ちもあった。
とにかく難しいけどメトロイドで多少アクションゲームの勘が磨かれたのか若干上達してきて、どこでもセーブ有りなら何とか優勝できるようになった。
ジャックカップはファルコンを使って2時間くらいかけて優勝した。
ファルコンでマスターを勝てば特別なメッセージみたいなのが見れると聞いてたからそれを楽しみにしてた。
ファルコンがヘルメット取るの初めて見れた。こんな顔なんだ…と驚き呆れる感じだった。
エキスパートの印象とは違って、ここからは更にキツかった。
何度もやり直してるうちに、1周目うまくいったらどこでもセーブ…みたいな考えが過ることもあったけど、流石によくないなと思って頑張った。
なんだかんだグリップAのマシンが一番うまく操れたからここからはエキスパートで使えなかったビーストマンを使って頑張ってみた。
ジョーカーカップは一回通してやってみたら最後のビッグハンドがどこでもセーブ有りならそこそこ良い感じに出来そうだったから楽観してたけど、結果的に6時間くらいかかった。
ここで見るエンディングはまさに死闘の末に見れたという感覚で、ズルしてるのを忘れるくらい達成感があった。
タイトル画面もめちゃくちゃカッコよくて好き。
で、ご褒美的にマスターのXカップも楽しんだ。
完全にどこでもセーブに慣れちゃったから使っちゃったけど、コース運もあって30分くらいで優勝できた。
いつやっても楽しいであろうゲームだし、マスターのXカップは今後どこかのタイミングで何度か遊ぶと思う。その時は正攻法で優勝を目指します。
このゲームの難しさについて。
ノービスは流石に楽だったけど、スタンダードでたまにレースで1位取れなくて難しいなと思った。
でもエキスパートを触るとスタンダードがいかに楽だったか痛感させられたし、更にマスターを触るとエキスパートがいかに楽だったか痛感させられるみたいな流れがあった。
現状でも難しいのに、更に上を提示してくるゲームだと思った。
エキスパートでは急に自機がうまく操れなくなる感じがして心折れるまでいったけど、マスターには別の難しさがある気がする。
とにかく敵が自機を狙ってくる。
体力削られるとブースト打ちにくくなるし、嫌な当たり方すると大ブレーキだしきつい。
ただその性質はこちらに有利な面もあって、敵もダメージ受けたり壊れたりするし、速い敵に真後ろから追突されれば大幅な加速ができたりする。
この有利を享受できるかできないかが順位に大きく影響する。
自分のスキルではこれを利用するほか無いという感じだった。
そういう意味でマスターだけ別ゲーの印象すらある。
エキスパートまでは純度高めのレースゲームという感じで、マスターだけハチャメチャバトルレース…的な。
正直かなり運に左右されそうだし、これを自力で安定して勝てる人がいるなんてにわかに信じられない。
このゲームの難しさは自分の経験上トップクラス。
囲碁・将棋の次に難しいゲームだと個人的に思ってる。
これは度々提唱していくことにする。
冗談はさておき、コンシューマーゲームの中でここまで手も足も出ないゲームってこれまでやったこと有るのかなと思うくらい難しかった。
そういうゲームはクリアせず投げちゃってる(64実機ならこのゲームも投げることになってたと思う)から記憶に残ってないのかもだけど。
少し考えたけど、難しいゲームって基本的にnot for meって感じで触れてきてない。難易度選べるゲームでも一番難しい難易度ってほぼ選ばないし。
「スーパーマリオブラザーズ2」は人生で2時間やったかやってないかくらいなんだけど序盤から難しかった記憶。
2の本来の難しさを実感するほど進むこともできずにやめてる感じだろうから、そういう意味ではEXPERTすら自分には厳しかった「F-ZERO X」に似てるのかも。
「スペランカー」も人生で30分やったかやってないかくらいの経験だけど、例によって本来の難しさを実感するところまで辿り着けてない。
こうやって考えると、自分の中で難しいと言えばファミコンのアクションゲームで、それと並ぶくらい「F-ZERO X」を難しいと思っているということが分かった。
難しいゲームをやりたいんだという人に強くオススメしたいゲームです。
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FFUSA ミスティッククエスト
〈購入・ゲーム開始の経緯〉
FFシリーズはちっちゃい頃にあまりやらなかったので、ここ5年くらいで結構やった。
でもFFUSAなるものは存在すら知らなかった。レアなのかなと思ってVCで購入。
アクションゲームとかを結構やってきたし、そろそろRPGやりたいなと思って始めた。
〈概要〉
もともとアメリカで発売されたものを輸入したという形らしい。
予言の勇者が4つのクリスタルの輝きを取り戻し魔王を倒しに行く…といったあらすじ。
戦闘は典型的なコマンド選択式RPGだが、ダンジョン探索ではアクションRPGの要素もある。
以下、ネタバレ有り。
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〈ネタバレ有り感想等〉
聖剣伝説(以下、聖剣)に似てる。
FF外伝として聖剣が始まってるから、このゲームもそんな感じっぽそうだなとやる前から思ってたけど本当にそうだった。
戦闘がコマンド式の普通のRPGという点は聖剣と異なっている。
聖剣っぽいところがありながらもスピード感はあまり無いという感じかな。
ただ、聖剣2,3は思い出深いゲームだからなんかあの頃の新鮮な気持ちを再び味わえてる感じがして好き。
聖剣2より(一応海外では)前に発売された作品で聖剣感を味わえてるというのがとても大きい。
ハードルが下がってるってのは言い方良くないけど、続編じゃない作品で味わえてると言えばいいのか…。
一本道だしずっとおつかいしてるみたいな感覚もあるけど、ところどころアクション要素やパズル要素が来たりしてそれが楽しいという感じ。
システム周りは異様に優しいと思う。
いつでもセーブできるし、無限にタダで使える補給ポイントがあるし、戦闘で全滅してもノーペナルティで時の砂が使える(戦闘開始時に戻れる)し。
弱点かどうかの答え合わせがあるのも優しい。
敵がどの攻撃に弱いのか探っていく楽しみがある。
幼稚園児でもクリアできるかもってくらい。
いや分からないけど、このゲームで初めてRPGをクリアできたみたいな人はリアルタイムの世代で結構いたんじゃないかなと思う。(そういうゲームは深く記憶に残ると思う)
気になったところを羅列します。
ジェスチャーについて。
仙人?と話した後とかによくするやれやれみたいなポーズ、両腕広げすぎてすしざんまいになってておかしかった。
テキストについて。
フェイとの会話の噛み合ってない感じがなんか面白かった。フェイは感情の起伏が激しい感じとか向こう見ずな感じが見て取れて、キャラが立ってて良かった。
海外版を和訳してるからなのか知らんけど、テキストの代名詞とかが分かりづらかった。
初出のキャラ名を説明入れずに使ったりするせいなのかな。
ゲーム全体通して、「自分より強い仲間が入って、ダンジョン攻略するにつれ強さが追いついていって、追い抜いた後に別れて、また次の強い仲間とダンジョンへ…」みたいな流れを繰り返してる。
カレンがモンスターを怖がって、主人公が引っ張っていく感じなのにカレンの方が強いのは面白かった。更に、ずっと寝てたのに次に仲間になる時は主人公よりムキムキになってるのも面白かった。
フェイリアでのライブ、マザーで見たやつだ!となった。
BGMは結構いいけどバリエーションに乏しくて飽きがくる感じがした。
ラストダンジョンからのBGMは全部良かった。盛り上がる。
自分のプレイスタイルについて。
ダンジョン初見攻略時に敵を全滅させるという感じでやってた。バトルポイントもちゃんとやった。
詰むのが嫌で、固まったレベル上げ作業の時間を取るのも嫌だから道中でちゃんと狩るみたいな感じで進めた。
戦闘は負けてもやり直せるし、リソースが完全に枯れることも無いという意味では余裕なんだけど、ボスの攻撃は結構強くて3発は耐えられない感じだから、意外と道中全狩りってやり過ぎなようで丁度いいのかも。
いつか大きな使い道来たら嫌だなと思って貯めてたお金は結局消費アイテム買うくらいにしか使えなかった。
結果的には爆弾買って装備品3つ買えば、あとは消費アイテムに変換して良いという感じだった。
ケチだから、消費アイテムも使うのを渋ってたし宿屋にお金払うのも勿体無い気がして渋ってた。回復したい時は毎回フォレスタに帰ってた。
ラストダンジョンに向かうまでいったところで諸々解禁してサクサク進めた。こういうゲームだったんだなという印象。
飽きるほど通常攻撃連打するんじゃなくて、強い魔法ガンガン使ってサクサク進んだ方がよかったかなと思った。
クリアして色々調べると、なんでこんなに難易度低いのかとかが分かった。
「Sa・Ga3」とシステムが近いらしい。まだ遊んでない(いずれ遊びたい)ゲームだから分からないけど、よりサガのゲームボーイの三部作を遊びたくなった。
いつでもセーブできるのは、状態異常が凶悪なせいで運次第で簡単に全滅する戦闘システムのためかと思ってたけど、調べるとそういうわけではないのかな。
難易度低いけどそこそこ全滅するという変なバランスなのはちょっと…と思ったりもした。
ストーリーはFFらしくクリスタルが絡むけど、典型的。
諸々含めると、RPGを人生で初めてやるには分かりやすくて良いんじゃないかなというゲームだった。
ちゃんとやっても15時間くらいで終わる。
このボリュームも生まれて初めてやるには良いかと思う。
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クロックタワー
クロックタワーはこちらの記事で書いてます。
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ファイアーエムブレム 烈火の剣
現在プレイ途中です。
エリウッド編のノーマルをクリアして、2周目としてリン編ハード→ヘクトル編ノーマルを遊んでいる最中です。
単体で記事は上がりますがいつプレイし終わるか、どこで終わりとするかが未定で、10月で終わらせられるかも分かっていないところです。
したがって、終わらせられた場合は普通に記事を上げますが終わらなかった場合は10月末に進捗報告みたいな記事を上げようかと思います。
【追記】
烈火の剣の記事もあげました。
ファイアーエムブレム 烈火の剣 - amiのゲーム感想置き場
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今月は良いペースで行ってたところで「烈火の剣」という大きな壁が立ちふさがるという形になりました。
楽しいからそれだけ遊びたいという事でもあるんですが、やり込み要素が多すぎて…。
来月終わるか分からないくらいになるなんて始める前は想像もしてませんでした。
とりあえず時間かかりそうなので30日後くらいにまた記事が上がるものと思われます。
では。